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クラリチンは副作用が少ない治療薬です

薬を飲んでいる女性

第2世代抗ヒスタミン薬の中で、最も眠気が起きにくい薬にクラリチンがあります。第2世代抗ヒスタミン薬であるクラリチンはロラタジンが主成分で、副作用である眠気が少なく、ゆっくりと長く効いていくタイプの薬です。服用をしてから2時間ほどたつと効果が出始め、その後1時間かけてピークに達します。服用をしてから14時間はしっかりと効果を維持することができますし、眠気の副作用も少ないので日常生活を送るのに支障はありません。ジルテックのような強い薬は40分でピークに達しますが、その分副作用も出やすいので、日常的に車を運転する必要がある人の場合は、クラリチンを選択するとよいでしょう。

クラリチンの効果はアレルギー性鼻炎や皮膚疾患、蕁麻疹があり、湿疹など皮膚のかゆみにも効果があります。アレルギー性鼻炎には季節性と通年性がありますが、ロラタジンンの作用によってどちらの場合もアレルギー症状を和らげることができます。そしてクラリチンの場合、皮膚疾患にも効果があり、かゆみを抑えることができます。

副作用としては眠気や倦怠感、口のかわきや吐き気といったものがあり、これらは第2世代抗ヒスタミン薬であればクラリチンに限らず起こるものです。ただほかの抗ヒスタミン薬に比べると、このような副作用が出ることはほとんど無いので普通に車の運転もすることができます。ただし、副作用が出ないからと言って妊娠している女性や、授乳中の女性は服用しないようにしてください。授乳中でどうしても服用したい場合は、授乳を停止するようにします。

クラリチンは服用しても、判断力や集中力が低下しないと、臨床試験でも実証されている薬です。効果はすぐには出てこないですし、すでにアレルギー症状が出てしまっている場合は、完全に抑え込むことができないのですが、ある程度予測してひどくなりそうだな、と感じたら早目に服用をするというのが良いでしょう。

そしてクラリチンの場合、予防薬として使用するのに最適な薬でもあります。花粉が飛散する前から服用を開始しすると、花粉症に伴う鼻水やくしゃみといった症状を遅らせることができます。1日1回1錠の服用でよく、しかも服用する時間は就寝前でなくても大丈夫です。朝食後でもよいですし、昼休みに服用をしても構いません。ただし、毎日同じ時間帯に服用することを意識してください。なお、空腹時でも服用をすることはできるのですが、空腹時の服薬は効果を実感できないことがあります。できるだけ食後に使用するようにしましょう。

アレルギーの症状がさほど重くない時や眠くなりたくない時、車の運転を頻繁に行う時にクラリチンは向いています。また、学生など学業に集中したい場合にも向いています。第2世代抗ヒスタミン薬の中では効果は緩やかなのですが、ほかの花粉症の薬よりも症状を抑えることができるので、鼻水の出方や目のかゆみの程度を考えながら服用するとよいです。

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