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ザイザルの副作用で太るといわれているのはなぜ?

せきが出る女性

ザイザルは花粉症に対しての効き目が良く、アレルギー反応が起こる際に放出されるヒスタミンをおさえる力があります。このヒスタミンは脳の覚醒作用をするほか、食欲増進にも関係があり、抗ヒスタミン薬を服用することで、分泌がおさえられ、食欲が増してしまい、体重増加傾向が出てきてしまいます。

抗ヒスタミン薬は、ヒスタミンH1受容体にアレルゲンがくっつき、作用しないように抑制して、鼻水などの症状を起こさないための薬です。H1受容体は体のあちこちにあり、脳や胃の粘膜、肝臓や肺といった部分に分布されています。アレルギーに関する部分だけ効果が出ると良いのですが、内服薬は体全体にまわっていくものであるので、どうしてもほかの部分まで影響が出てしまいます。中枢神経にもヒスタミンは存在するので、抗ヒスタミン薬を使用することで抑制され、機能低下を引き起こし眠気が生じてしまいますし、総ビリルビン上昇といった感機能低下に関する症状も出てくるのです。

そしてヒスタミンは満腹中枢にも存在しています。満腹中枢を管理する役割があり、ヒスタミンが多いと脳は満腹だと認識するのですが、少ない場合は満腹を感じずに、どんどん食べてしまうのです。その結果体重増加が起きてしまいます。ザイザルを服用した場合、抗ヒスタミン薬であるため視床下部にある満腹中枢の刺激がなくなってしまうので、ザイザルを服用すると太る、と言われているのです。

さらにザイザルを服用すると、グレリンという成長ホルモンであるモルモン物質に影響が及びます。ザイザルは成長ホルモンのモルモン物質であるグレリンの分泌を促進する作用があり、脂肪の燃焼を抑えてしまうことがあります。つまり、食べ過ぎてしまうといつも以上に脂肪が燃焼されにくい状態になり、間接的に体重増加してしまうのです。

ザイザルだけでなくアレロックなどの薬を服用した場合、こういった食欲増進が間接的に起こることがあります。ザイザルとアレロックの添付文書には、副作用の欄に体重増加と記されていますし、デザレックスにはしっかりと頻度不明ながらも食欲亢進作用があると書かれています。

ザイザルなど花粉症の薬には食欲増進などの作用がありますが、食べることを拒否してしまったり、偏った食生活をしてしまったりすると体の免疫力が低下し、なかなか花粉症の症状が改善していきません。腹八分目ということを意識するだけでも、体重増加を防ぐことができます。そして太るのが嫌だからと、花粉症の薬の服用を停止しないようにしてください。薬の効果が十分に発揮されるのは服用してから、1週間ほどかかります。そして自分勝手に薬の服用をやめてしまうと、次に服用した時に効果が出なかったり、副作用が強く出てしまったりすることもあります。花粉症の症状は、ひどくなればなるほど、なかなか改善していかなくなるので、薬と上手に付き合いながら食べすぎに注意をし、治療を進めていくことが大切になります。

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