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抗ヒスタミン薬で「けいれん」を起こす子供も?

抗ヒスタミン薬は、ヒスタミンを抑える薬でありますが、ヒスタミンは中枢神経に作用するので、集中力や覚醒状態を維持し、摂食行動の抑制やストレスの調整、学習や記憶の部分の増強に関係しています。けいれん抑制作用もあり、そういった体のパフォーマンスを上げるのに重要な部分を担っていますが、花粉症にとってはヒスタミンをブロックしないと、鼻水や目のかゆみなどの症状が出てきてしまうので、影響がないようなものを使用しなくてはなりません。

けいれん抑制作用や集中力の継続など中枢神経をブロックしにくくする薬を第2世代抗ヒスタミン薬と言います。この第2世代は、第1世代の問題点を改善しているので、副作用が出にくくしながらも、症状を抑えることができます。

第1世代抗ヒスタミン薬は中枢神経を抑制し、抗コリン作用もあります。こういった作用がけいれんを起こしやすく、特に子供の場合脳がまだ未熟であるため、熱性けいれんを誘発してしまいます。そして抗コリン作用によって、必要以上に粘液の分泌が抑えられてしまい、肺炎や中耳炎を悪化させてしまうこともあります。

子供は体も未発達なことがあり、抗ヒスタミン薬を服用するとけいれんがおこりやすい状態になってしまいます。これは、抗ヒスタミン薬が全身を回り、そして脳の中にまで入ってくるからです。抗ヒスタミン薬は脳の中に入ると、眠気といった副作用やけいれんが起こりやすくなるといった変化が起きてきます。今まで熱性けいれんやてんかんといった症状を起こしたことがなくても、抗ヒスタミン薬が誘発してしまい、このような症状が出る原因となるので注意が必要なのです。

抗ヒスタミン薬は、処方される薬の他に総合感冒薬と言われるものに多く含まれています。何時も服用しているから大丈夫、と思っていても子供の場合はいつけいれんのようなことが起こるかわかりません。けいれんを誘発する原因となるので、十分注意して薬を使用するようにしてください。なお、大人でもけいれんのような症状が起こることがあるので注意が必要です。

そして長期にわたって使用する場合、けいれんなどの副作用が誘発される可能性が高くなります。もし長期間使用しなくてはならない場合は、脳内に移行しにくい第2世代抗ヒスタミン薬を使用するようにしましょう。第2世代抗のものには、ザイザルやアレグラ、アレジオン、クラリチンなどの薬があります。市販されている風邪薬を服用する場合も成分表を見るようにして、脳に移行する作用がないかどうかを確認するとさらに安心です。

子供は様々なものがきっかけで、熱性けいれんや蕁麻疹などの症状が現れます。できるだけ原因となる物質や食べ物を避けることが大切で、そのためにはどういったものを食べていたのか、何の薬を服用したのかということを把握することが必要です。むやみやたらに薬を変える、効き目がないから回数を増やすといったことは決して行わないでください。

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